R-1 1回戦 またTEPCOホール


まさかこの為に休みにしたのではありません。たまたまです。
敬称略・ネタバレあります。
コンビ芸人でエントリー名にコンビ名が無い場合には「→コンビ名」を記しています。



よざお。(マセキ芸能社)→ホーム・チーム与座 コント 棒高跳びの棒刺さる
ギャグ系だったりするのかと思ったけど、割と普通目なコント


関あっし(プロダクション人力舎) コント 身体紙芝居的なアレ
スカートめくれたりしてしょーもないことだったりするけど、なんだかんだでちゃんとしてる


中井和哉(吉本興業 東京) コント 結婚式
え?元おはよう。の芦澤さん?・・・・・・名前が違うから違うのかな。
家帰って本人ブログ見ても出てないし。
夢?なかなか面白かったのに落ちてしまった。


大橋彰(SMA)→タンバリン大橋 コント 女子高生の告白
タンバリンだ!まさかピンで出てるとは。
一瞬出オチの感じもしたけど、コンビの時のネタ同様(普段どっちがネタ書いてるとか知らんけど)、2分のかっちりしたコント。
2分だとインパクト系が多く、ストーリー性があると安心感。なかなか面白と思ってたら、なんと受かっちゃったし。


英哲(慈プロダクション)→庵英哲 韓国語っぽいショートコント
こちらはコンビネタをピン用にアレンジした感じ。


とーどーゆーた(プロダクション人力舎) わかちこ
♪わかちこと流れたのを聞けた満足。


清人(吉本興業 東京)→バッドボーイズ清人 「泣かせ屋清人
8割は歌ってた。「言葉にできない」「ロード」


短髪(吉本興業 東京)→POISON GIRL BAND阿部 コント おふざけ小僧の作文
まさか阿部ちゃんとは。軍帽にTシャツ、赤いチェックの短パンという装い。
セリフの言い方とかは同じようなゆったりした感じだけど、ちょこちょこと簡潔なボケを入れて(5割方はう○こでしたが)、笑いを取ってました。


オオカミ少年浜口裕章(吉本興業 東京) コント チンピラの仲間入り
チンピラの格好して、「ウチらの仲間になりたいなら・・・○○をしないと」というようなセリフからの小さいものまね。


小三郎(キューティーブロンズ)(吉本興業 東京)
自分でメモった紙に「おかりなやろう」と書いてありました。。
訛りでわかんないというボケが私にはあまり伝わってこず、普通に分けわかんないだけに思えた。


鼻エンジン松丘(SMA) ショートコント 「なんだか泣けてくる」
ウルフルズの「♪なんだか泣けてく〜る」(タイトル分からないのを調べる気も特になし)をブリッジにショートコント。
コント的なものもあれば、自虐っぽいところも。
「え、同期ですか?アンタッチャブル(他にも言ってたけど)と劇団ひとり・・・」
「♪なんだか泣けてく〜る」普通に泣けてくるわ!
本人のブログからはダメだと思ってたところに急遽出場になったようなことが書いてあったから、準備期間が足りなかったのかな?2分ネタだからねー。


カオル(オフィスインディーズ) ものまね ガリレオ福山を中心に
アンタッチャブル柴田が結構好き。テキサスがやるのも好きだけど。


ヨイショ!片岡(吉本興業 東京)→オオカミ少年片岡 漫談 あらゆる物にヨイショ
○秒間で○○のヨイショとして、何発か。前からやってるんだよね、きっと。
ストライプのスーツで、迷いなし。


吉田ウーロン太(FMG) コント 暴走族
訛ってる暴走族。ヅラを見開いた目ギリギリのところで付けているから一瞬誰かわからなかった。今日の自分は訛りアレルギーで頭に入ってこなかった。


はるな愛(株サンズエンターテインメント) あやや
生で見ても面白いなー。せっかくなんでノッちゃったらさらに面白いんだろうと思ってみたり。しかしそこは落ち着いてR-1として楽しむ程度に。


えとう窓口(ワタナベエンターテインメント)→宴人江藤 コント もしも事務所がヘルニア持ちの自分を売れっ子にしたら
何やっても腰痛いって「痛い痛い」と叫ぶだけでも、妙におかしい。


はりけ〜んず前田(吉本興業 東京) 漫談 芸歴20年
がっちりアニメネタとかなのかと思いきや、そっちで。
萌え上下ジャージのしたには、テニスの王子様のウェア(私物)。


ONY(トゥインクルコーポレーション)→スペースラジオONY コント 初めてのナンパ
ちょこちょこ動いてキモイ感じがよく出てました。


キラキラ池谷(吉本興業 東京)→犬の心池谷 コント 調理師専門学校
板前の格好で、調理法の説明。序盤はそうでもなかったけど、後半勢いがあったかも。このパターンなら、もっといろいろ詰め込めそうなので次の予選もやりやすいかもね。


パンクブーブー佐藤哲夫(吉本興業 東京) コント 日本語教師
面白かったんだ・・・と思う。フリップを目で追うだけで頭に入ってこなかったのです。残念。極度の睡魔に襲われていたのです。


あの野田(プロダクション人力舎)→鬼ヶ島野田 ファミレスのメニュー見て好きなものを叫ぶ
絶叫している姿がザブ加藤さんに通ずるものがありますね。
あまりに単純な内容に思わず笑けた。


ラフ・コントロール森木(吉本興業 東京) パジャマでおじゃま
普通の格好をしてきたところで、2分をつかってお着替えを。
ボタンを掛け違えしながら不敵な笑み。付け直していたけど、
最終的に1つしか留まっていないけど「上手にできました」って。
だいぶバカにしてますけど、全部計算なんですかね?


高山一番星(ワタナベエンターテインメント)→超新塾新塾ドラゴン コント 父の葬式
日曜、Dに出なかったのだね。ブレイクアウトと同じネタ。
私は結構好きだったんだけど、落ちてしまいました、残念。


グラップラーたかし(オフィスインディーズ) ものまね アントニオ猪木を中心に
チョイスが結構好きだったんだけど、イマイチ波に乗れず。
私は誰がやっても高田延彦のまね大好き。


桑折吉本興業 東京)→レアレア コント 財布の葬式
どっちがどうこうというつもりはないけど、
実はほぼ同じ設定のコントを少し前に見たので、目新しくは映らず。


超新塾コブラワタナベエンターテインメント) コント 自己PR〜徳川15代将軍
こちらもブレイクアウトと同ネタ。
結構好きだったけど、滑舌悪キャラってきびしいのかね。


吉田大吾吉本興業 東京)→POISON GIRL BAND吉田 漫談 ピンネタで大事なこと
「オチ台詞が『なんちゃって』しか出てこない」
R-1にとらわれない、普通の題材で見たかったな。残念。2分じゃきついか。


替え玉サトル(浅井企画)→スパローズ森田 漫談 東京のおなごは怖か
時間がだいぶ経っているのでそれ程かぶってる印象は無いけど、
まさかの板前かぶり。こちらは格好だけでネタには関係なかったんだけど。


バッドボーイズ佐田(吉本興業 東京) 漫談 2chアンチバッドボーイズスレについて
アンチなんてツッコミどころ満載だから、誰がやってもそれなりにできるネタなんだけど、
それなりにチョイスも良く、まとまっていた印象。


檜山豊マセキ芸能社) 漫談 織田信長について
まさかの乳首押し!


超新塾マンモス(ワタナベエンターテインメント) 漫談 どうでもええ(A)こと
R-1全日程、大トリがマンモスってだけで、非常に満足。
しかもやっぱり1人だけ超新塾で着ているマンモスTシャツ。
(↑ピンの衣装がわかちこブログに載ってましたのでご覧ください)
どうでもええこと、に対してどうでもBことを紹介するというネタ。
ラストということもあって、お疲れの空気に響くテンション。
空気に呑まれて静かに笑っちゃったよ。ハハハ。

                • -

結果発表が終わり、審査員もいなくなって、MCが最後にしめるという時にこんなやり取りが。
(会話の雰囲気で見てください、多少違ってるところもあるので)


谷口「審査員の話を小耳に挟んだんやけど『超新塾は5人の方が面白い』って言ってたで」
(↑出場3名が皆落ちてしまっていたので)
石割「何でそういうこと言うん?誰が得すんねん!」


・・・「ちょっと、ちょっとー」的な感じで舞台袖よりコブラ登場。


コブラ「MCの権力で何とか合格にしてもらえないですか?」
石割「いや、そういうのはないよ。だって(谷口さんを指差し)コイツ落ちてるんやで」


・・・そして応援に来ていたイーグル、客席側から舞台に上がってきたドラゴン、
そして少し遅れてきたタイガーと4人が舞台上に揃う。


石割「あれ、マンモスは?(こういう時に来ないのはアイツらしい的なコメント)」
イーグル「すべりすぎてホントに落ち込んで、もう帰りました」


石割さんが(審査員も)5人では面白いって言ってたからなとフォローして、終了となる。

              • -

何かこういうやり取りがあって、救われた感じがありました。
ピンやるってことはある程度余裕があるということでしょうから、
このエネルギーをまたいろいろなことに使っていって欲しいものです。

                • -

全体の感想として、
M-1の影響もあり、自分の目線がさらに非吉本に行ってしまうことによって、
「?」という結果が目立ったようにも思えて、少し残念な部分もありますが、
事務所問わずコンビ芸人さんがたくさん出てくること自体は楽しみもあって、
それなりに楽しんだ1回戦でした。


それから1回戦ならではの楽しみとして、
音響の作業が見られるところが面白かったですね。
事務所の後輩、仲のいい芸人さんが真剣にお手伝いしている姿はほのぼのしました。


(私が見たわけではありませんが)インスタントジョンソンすぎさんのお手伝いに
マシンガンズ西堀さん、風藤松原松原さん、トップリード新妻さんらが駆けつけたとか。
(ソースは新妻さんのブログ)
それは是非見たかったなと。2回戦はないだろうけど。


お笑いのこととは違うけど、スポーツの個人競技もセコンドとかトレーナーとか
サポートっていうのは大事ですよね。手助けというんじゃなくて。


全然関係ない話題。スポーツついでに出してみた。
この間、大相撲の秒殺した試合(朝青龍のことだったっけ?)をワイドショーで、
「○○秒で○○万円、時給に換算すると・・・」って、未だに言ってるのね。しょーもな。
相撲自体は制限時間が決まってるものじゃないけど、
どんなに練習しても○○秒、○分でしか、
評価される為の表現をすることができないというものほど切ないものもないでしょう。
だからこそ「一瞬の煌き」みたいな意味があるんだけど。これはお笑いもそうですよね。


それから今更ながらというのを、もうひとつ。
「闘うフリーター」って、大部分の格闘技選手がそうなんじゃないの?という当たり前のこと。
(勝手にキャッチフレーズを付けられた選手には全く罪はありませんが)
若手芸人だって、役者の卵だって皆そうだって。
逆に親の金で生活している方が・・・でしょう。


別のエントリーにしろよという感じで、長文失礼しました。
またの機会に20日分アップします。