LIVESTAND'09 1日目




とりあえずごちゃごちゃですが、1〜9の順にてくてくしていました。


あ、そうそう1の前にノンスタとかにゃーはん(山里風)とかの等身大パネルがあって、
写真を撮る人たちを微笑ましく眺めるひと時が。いやいやヘッドライトがあっても撮りませんよ。
ていうか、ヘッドライトが出ないだもんなー今年。ぶつぶつ。。と思いながら入場。
↓時間は私が滞在していた時間です。だらだら時系列に。
畳みます。


1 オープニングセレモニー(CONA-MON STAGE)13:00〜13:30
NON STYLE 漫才 峰打ち
私は現在ノンスタがあまり好きではないので、
何とも言えないですが、普通に盛り上がっておりました。


フットボールアワー コント ミュージシャン
彼らとしてはフェスという場に合わせて、
このネタにしたのだろうけど、出番も2番目ということなんだから、
漫才を期待されていたと思いますよ、お客さんは。
こういう場でのネタのチョイスっていうのも興味深いですね。


2 お笑いフリースタイルショー(KAWAKI-MON STAGE)13:30〜14:30
ネタジャンル問わず1分でどんどん入れ替わるコーナー。
スクリーンでネタ前に名前が紹介されるんだけど、
「キャー!」となる、テレビの芸人さんと
「・・・」という、じゃない方芸人さんと
混ざってしていて、
客席のそのテンションの差が面白くて笑ってしまっていました。


そう考えると、なかやまきんに君はすごいですね。
もうあまり出てないのに、あれだけ皆に愛されて。
愛されてるというのとはちょっと違うかな、
逆に感情移入しないで済む人だから、
頭を空っぽにして盛り上がれるのかも。
私としてはお祭りの出し物として、
最高の人だと思うんだけど、どうかな。


とりあえずちょこっとメモっていたもの列挙(もはやネタ順じゃないす)↓
(ネタ忘れは名前だけ紹介)
ジャングルポケット コント トイレ
ものいい コント ロボコン
チーモンチョーチュウ 漫才 3文字ゲーム(進路)
5GAP コント ホワイト赤マン
なかやまきんに君 いつもの
松下笑一 バルーンアート
コンガリポテト 全力兄弟を全員で
R藤本 ベジータ漫談 電車のアナウンス
桜(失念)
デスペラード(失念)
タカダコーポレーション(失念)
カラテカ 合コン用語
どんぴしゃ 漫才 王貞治
いがわゆり蚊 コント チェンバル語講座
大西ライオン キリンの被り物で歌っていた(←なんのこっちゃですみません)
カナリア 無名人語録
ガリバートンネル コント ティンカーベル
ツジカオルコ ソーラン節?
世界のナベアツ さまざまなコスプレ紹介
ストリーク 矢野の応援歌
メルヘン倶楽部 コント 天使
村上ショージ やかんを持ってきて何かやっていた
山下しげのり ダジャレ音頭
ジューシーズ コント わんぱく相撲
クレオパトラ(失念)
姫ちゃん(失念)


《モノマネショー》
博多華丸 川平慈英
しあつ野郎*1 宮川大輔バッファロー吾郎木村
渡辺直美 絢香
シューレスジョー とくダネ小倉


1日の感想として、なかやまきんに君を見たことが一番テンション上がったと
言うのは、心底ありがたみがわかんない奴なんだろうな私。


(感想箇条書き)
カナリアはこういうのが上手いから、漫才見ると逆に物足りなくなってしまう今日この頃。
ジャリズム山下さんの時の、まるで声をそろえた感じの「あーー」に笑う。
・しあつ、R藤本はいつ見ても良いわー。
 2年前はしあつがガッチリ巨人さんのものまねでコントして、
 エライことになっていたのを考えると、状況としては全然良い。
・ツジさんはあそこまでしても、嫌悪感を抱かせない不思議なキャラクターですよね。


ネタ順とかテンポが飽きさせない感じになってて、
お客さんの大移動みたいなのは殆どなかったです。


3 (CONA-MON STAGE)14:30〜15:00
ハリセンボン 漫才 「はるかの部屋」
スクリーンに春菜さんの顔芸が。


ザ・ぼんち 漫才 高校野球
後半は「恋のぼんちシート」を熱唱。
どうしたらいいんだ、というお客さんの空気。


笑い飯 漫才 揚子江ラーメン、野球、ラグビー
ちょこちょこ定番のネタを。
大会場で○ンポジのネタが見られたので満足。
そういうやり取りが好きですねえ。
M-1は楽しみだけど、早く呪縛が解けて、肩の力が抜けた、
しょーもないやり取りを見たいものです。


4 よしもと男前・ブサイク芸人 15:00〜15:30
フット後藤さんのモテたエピソードが面白かった。「好きぜよ」
何となく雰囲気がわかったので、ちょっと厠ついでに退出。


5 桃鉄ブース 15:30〜16:30
とりあえず他のスペースって、何があるのかなと思ってフラフラと出歩く。
小杉先生のブースってどんなかなと思って見にいったら、
ものすごく小さくて席が20席くらい?で、講義受講の為の抽選会をしていました。
これは20日の天津木村とかドエラソウであると思い、
20日は行かなくて大丈夫と心に決めました。


レッドシアターの小屋横を通るとものすごい歓声が聞こえてきて、
若者のエネルギーってすごいわね、と感心。
それを横目に桃鉄をやっているブースがあるのが見えて、
近寄ったらバッファロー吾郎笑い飯西田さんがいました。
(あと鉄拳も。鉄拳はMCということらしい)


一応、誰が勝つか予想をしていたみたいで、
皆その抽選券を手にしていました。(私はやってないけど)
ひたすら淡々と進めてて、おかしかったですねー。
それを真面目に体育座りをして眺めるという状況が面白かったので、
ずっと見ていました。


貧乏神がついているのに、物件買いすぎて、すぐ売ったり、
銀河鉄道カードでまだあっちの世界にいる人がいるのに、
ぶっとびカードで目的地に近づいたりして、
「もうー、そうじゃないよー(笑)」ってちょこちょこ笑うのです。


6 ニューカマーブロック(AGE-MON STAGE)17:00〜18:00


芸歴4年以内とか、そんな括り。
アゲアゲとか普段行かないので、
こういうところで学習できたのです。よしよし。


GAG少年楽団 コント 約束
意外とウケてるなあという印象。わかりやすいっちうところかな。
後のビーフケーキはアウェイ感が思いっきりあったけど。


ツジカオルコ コント 家庭教師
久しぶりに「BANANA」が聞けた!よしよし。


チョコレートプラネット コント 氷室が医者
やっぱKOC決勝ネタより今は氷室なんだねえ。需要と供給の合致。


ビーフケーキ コント やくじゃしゃん
赤ちゃん言葉のやくざ。
あらあら、これは取り込めなかったですね。
アウェーな状況に対応できるのがこのネタだと思ったのかなあ。
もっと他にあったんじゃないかしらと思う。


タカダ・コーポレーション コント (失念)
ちゃんと見てたんだけど、結局いつもの感じになるから、
忘れちゃうなあ。


学天即 漫才 寝てない
baseでMCしか見たことがなかったので、
しっかりネタを見たいと思っていたのでひとまずは満足。
何か特徴が思ったよりなくて、残念だったり。


井下好井 漫才 ペット


タモンズ 漫才 ハンバーグに添えてある野菜
ああ、これが「カリスマ芸人待合室」で聞いた
貧乏芸人さんかという目で見る。
関東の都道府県を例えるというのは1個聞いたら、
あとは何となく想像できちゃうから、勿体無いかなと。
「ハンバーグに添えてある野菜」っていうのは
細かくて、好きな系統に入るだけに。


いがわゆり蚊 コント チェンバル語講座「やめてください」
さすがっすね。堂々たるものです。


ジャングルポケット コント 居酒屋のキャッチ
ここも人気だなあ。


渡辺直美 ビヨンセ
レッドカーペットで今田さんに「円に近づく」と言われていたけど、
実際今の状態見ると、ホントに丸いですねー。
とにかく膝が心配。30になったくらいでガクッと来ますよー(笑)
身を削って必死に頑張る姿は好感持てますけど、身体は大事にね。


田畑藤本 漫才 子供のしつけ
かしこさ押しがめんどくさい。
ちなみに彼らは昔のロザンのネタをどう思っているのかな。


メメ 漫才 バー
野球好きの女性漫才師。
どうしても青空と比べてしまうと厳しく感じてしまうもの。


桜 漫才 授業
好みかどうか言えば、好みではない。
声質なのか、何だか頭に入ってこないのです。


姫ちゃん 漫談 姫ちゃんは常識ある
トリが姫ちゃんというチョイス!
他のコーナーでも一緒なんですが、
ちょっと涼しげまとめ髪に確か上がTシャツのピンクのミニスカ。
いつものドレスと髪型じゃないと何か残念な感じがしてしまう、
みんな、そうじゃね?


7 (CONA-MON STAGE)18:00〜18:30
TKOの途中で入場。


COWCOW 漫才 彼女の誕生日
おなじみのくだりとか、ウケますねえ。面白かった。
ここにきてようやく人気が出てきたって感じですよね、このコンビは。
最近になっても同期の解散があったりしましたが、続けていて良かったすね。


はんにゃ コント ずくだんずんぶんぐんゲーム
COWCOWの辺りからお客さんが前の方に寄ってきていて、
さすがの人気でございますね。私はというと、
モダンタイムスが営業の打ち上げで行ったキャバクラで
芸人と知れると、このゲームをやってとせがまれ、
としみつさんは断固拒否したにもかかわらず、
別のテーブルから、かわさんがノリノリでやっているのが
聞こえたという話を思い出しました。さすが、かわさん。


いやいや、はんにゃの話をしないとね。
後半別のゲームとかやりだしていたら、
お客さんが飽きている感じもあったすね。怖いっすねー。
まあしかし、次の麒麟が登場した時に出て行くお客さんも多くて、
まだまだ人気はあるんだなあと思いました。


8 (AGE-MON STAGE)18:30〜19:30
ザ・パンチ 漫才 心理テスト、立場逆転
浜崎さんが「死んでー」をやっても下手みたいな。
チョイスが上手ですね。
テレビで見てきた展開とちょっと違うの見たら、嬉しいですもんね。


サムタイムズ 漫才 探検
さあ、名古屋吉本(にわかに名古屋吉本づいているもので)。
別に下手じゃないんだけど、もうこの中に入ると存在感がないですねえ。
おばはん的には、あんなに可愛かった増田さんが
ちょっと髪切って魅力が半減・・・、むう。


こりゃめでてーな 漫才 言葉をひっくり返す
上手く表せないけど、結構この方たちの言葉遊びは好きですね。


ミルククラウン 漫才 誕生日
逆にこの方々は私苦手パターン。
竹内さんのツッコミは結構好きなんだけどね。言い方とか。
コンビとして、ジェントルさんをどう見せたいのか、
ってのがいつも疑問なんです。もう可愛いという歳じゃなくなるわよ。


えんにち 漫才 戦隊もの
「紅一点・・・工藤静香!!」って何だよ(笑)こういうところ好きだ。


少年少女 コント のど自慢前日
安定感。OLクイズはやらなくても
それなりに盛り上がっていたと思うけど、どうかなあ。
やっぱりOLクイズ行っとくべきだったかなあ。


チーモンチョーチュウ 漫才 歯医者
治療の音でボケるネタ。周囲の「キャー可愛い」に戸惑う私。


5GAP コント ホワイト赤マン(暴走族)
まあ人気ですね。


ブロードキャスト 漫才 できちゃった結婚での親への挨拶
ここも元名古屋吉本でしたね。


囲碁将棋 漫才 最近ハマってるもの
J-WALKのやつ。ガッチリスーツを着てきているのが笑えました。
大体、皆ライブスタンドTシャツ着てきてるのに。


パタパタママ コント 駐車違反
どアウェーの中、お疲れ様でした。


パンプキンズ コント 野球部好きの女子
あらびき団でしか見たことなかったので、
ちゃんとネタが見られて良かったです。
ちゃんと見ても面白かったですね。
動きのキレも台詞もなかなか好み。


マヂカルラブリー 漫才 いじめっ子になりたい
もともと紹介の時に「キャー」という歓声は上がっていたので、
人気はそれなりにあるんだと思いましたが、
盲目的な歓声じゃなくて、きちんと盛り上がるべき時に
盛り上がっているような気がして、ネタをしっかり見られているのが
ちょっと嬉しくて、今後が頼もしく感じますね。


カナリア 漫才 土下座のマリオネット
このネタは何度も見ているからかもしれないですが、
さっきの「無名人語録」の方が面白かったんじゃないかなと思ってしまいました。


平成ノブシコブシ 漫才 干支に入る
悲鳴に近い歓声。吉村(敢えて敬称略)の人を惹き付ける力って
ものすごいんだなあと改めて実感しました。
(徳井さんに人気がないとかじゃなくて)
設定はいいっすよね。ただ後半の繰り返しが若干飽きちゃう。


9 (CONA-MON STAGE)19:30〜20:00
ダイノジの途中で入場。
おおちさんは虎セーターで大谷さんは白スーツでした。


ケンドーコバヤシ コント 来世女化計画
いいチョイスしてくれますねえ。
ドン引くことこそ快感なんだろうなあ。
逆にもう女子の歓声があった方がビビるだろうと思います。


オリエンタルラジオ 漫才 あっちゃんのキャラが
あっちゃんの狂気を前面に押し出したネタ。
今までのネタでも尖がったところは見せつつも、
これは、それメインでやってきた感じ。
私の周囲の女子は結構引いている人も多かったです。
しかし、変わっていこうという姿勢は買うかな。
どうもオリラジは私の中でド・マイナススタートなのでね、
これを見て、見方変わるところまでは行かないんですけど。
武勇伝じゃなくて、最初にこういうので出会うと
変にハマったりしてしまうんだろうけど(笑)狂人に弱いタイプ。


ブラックマヨネーズ 漫才 お見舞いの品
締めにふさわしい皆納得のネタですねー。きっと。
色を塗られたハトを見たいな。


エンディング
せっかくだから最後まで見てやろうかと思ったけど、
スクリーンにあの歌の歌詞がデカデカと表示されたのが、
強迫されているようで、逃げた。

            • -

良くも悪くもここでしか見られない場面があるので、
やっぱり来てみて良かったと思います。


複数のステージがあるということは、
次の人のネタが始まってるのに別のステージの為に
出て行かなくちゃならないというバツの悪い感じがありますけど、
そのバツの悪さもお笑いではここにしかないものですから、
「こういう世界もあるんだ」くらいのノリで見に来ればいいのかなと思います。


あとは
切ないけど、人の流れで誰が人気があるのか見えるし、


普段ライブに来ないような人たちがどんな風にこれを見ているのか、
話しているのをチラリと聞いたり(立ち聞きするという趣味の悪さ全開(笑)、
ネタ中の反応を見たりできるし、


複数回くれば(2年前より)ベンチが増えていたり、
入場者のさばき方が小慣れてきたりしたのを感心したりできるし。


出演者に関しては他事務所が激減したり、
大阪吉本、地方吉本も出演数が減ったりしたのは、私としてはちょっと残念でしたね。
(その分、東京吉本のユニットだとかが結構入ったりしていたけど)


2年前の私は「東京でヘッドライトが見られる」というのだけで来ましたから。
費用対効果って考えちゃうと、そりゃ減らされるのはわかりますけどねえ。
名古屋吉本からは、それいけ斉藤くんを出すべきだったと思う。これはホントに。


名古屋吉本って、失礼な話、皆そこそこできる人たちなんだけど、
強烈に、華だったり、毒だったりっていうのは
それほど持っていないなあと感じたんですよね。
だから、事務所ライブで皆で盛り上がっていると楽しいけど、
1組だけ出てきてもあんまり印象に残らない気がするんですよねー。
だからこその斉藤くん。


サディスティックな芸風は
やまもとまさみさんのアレとかぶる感じはあれど、
ビジュアルと声質とかは特徴的ですからね。まあ来年に期待。
(どういう締め方なんだ)


なので、もう1つ。
若い芸人さんからベテランまで沢山見たので、
お笑いを「続けること」とか考えちゃいました。
ザ・ぼんちのようにいろいろ変わりながらも、また漫才に戻る人たち。
COWCOWのように地道に続けながら、徐々に認められてきた人たち。
オリエンタルラジオのように、
きっと、もがきながら、新しいものを掴もうとしている人たち。とかいろいろ。


レッドシアターやレッドカーペットの人たちは
どこに行くのかなーと思いますね。
吉本だから、続けることはできるのかな。
他の事務所なら、なかなかそうはいかないですね。
それが良いのか悪いのか・・・
でも自分が続けたいという意思があって、続けられるんだったら、
それがその芸人さんにとっては良いことなんですよね、そのはず。

*1:紹介の時に指圧野郎となっていたけど、ひらがななんじゃないのかな